東証14時 2万6000円近辺で膠着、「積極的に売る投資家少ない」
17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で、前日比90円ほど高い2万6000円近辺で推移している。新型コロナウイルスのワクチン開発による景気回復を期待し、引き続き鉱業や空運業、鉄鋼などの景気敏感株が買われ指数を支えている。
市場からは「日経平均は11月に入り約3000円上昇し過熱感が出ているのは確かだが、ワクチン開発による今後の景気回復の思惑も強く積極的に売る投資家は少ない」(国内運用会社のファンドマネジャー)との声があった。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8051億円、売買高は9億2222万株だった。
個別では東京海上、三菱UFJ、三井住友FGが高い。三菱電、日立、ファナック、三菱重、JR東海、JR東日本も買われている。一方、エムスリー、ペプドリ、ウエルシアは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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