東証14時、2万2500円近辺で小動き 日銀ETF買い見込めず
17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比20円ほど高い2万2500円近辺で小動きとなっている。企業業績の底入れ期待が引き続き手掛かりにはなっているものの、きょう開催の欧州連合(EU)首脳会議や18日の中国の国内総生産(GDP)の結果を見極めたいという投資家が多い。日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ観測も浮上せず、上値を追う材料に乏しい。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2784億円、売買高は7億7803万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリが上昇し、2銘柄で25円ほど日経平均を押し上げている。ソニーや資生堂も高い。一方で日産自やトヨタは安い。任天堂も下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕