東証14時 下げに転じる、利益確定売り ファストリが下落
4日午後の東京株式市場で日経平均株価は、上値が重い。14時すぎに下げに転じ、前日比20円ほど安い2万0500円台後半まで下げる場面があった。日経平均は連日で年初来高値を更新しており、当面の利益を確定したい投資家の売りが優勢となった。米経済指標の公表を控え、上値を追う買いが入りにくくなっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7422億円、売買高は12億8165万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は876、値下がりは1049、変わらずは105だった。後場寄り時点からはやや値上がり銘柄が減った。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も下げに転じている。
ファストリが下げに転じた。コナミHDは一段安。原油先物相場の下落を受けて、国際石開帝石も軟調。SUBARUが売られている。
半面、KDDIが買われている。DOWAが上げ幅を広げ、デンソーは一段高。関西電や資生堂も堅調だ。ユニファミマはしっかり。Jディスプレはきょうの高値圏で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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