東証14時 高値圏で膠着、レバETFの先物買い期待が支え
3日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で膠着している。前週末比440円ほど高い2万2150円近辺で推移している。短期筋による買い戻しが一巡している。新規の取引材料は乏しく、持ち高を一方向に傾ける動きは限定的だ。
日経平均が400円を超えて上昇していることで、「取引終了にかけては指数の2倍の値動きを目指して運用するレバレッジ型上場投資信託(ETF)から先物の保有枚数を調整するための買いが優勢になる可能性がある」(国内証券のストラテジスト)との見方があり、相場を支えている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6682億円、売買高は9億5479万株だった。
3日に2020年4~6月期決算を発表したエーザイが上昇。ZHDは制限値幅の上限(ストップ高水準)を付け、買い気配となっている。ZOZOやファストリ、ソニーが上げている。パナソニックや塩野義、コマツが下落。キーエンスやアドテスト、NECが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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