東証14時 下げ渋り 米企業決算前に「無理には動けず」
12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は後場の安値水準で膠着。前週末比60円ほど安い2万3500円台半ばで推移している。新規の取引材料に欠くなか、積極的な取引を手控える投資家が増えている。ただ上海総合指数が堅調に推移していることもあり、下げ渋っている。
市場からは「今週から米国企業の決算が本格化するため、発表前に無理に動くのは難しい」(マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト)との見方があった。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1839億円、売買高は5億8552万株だった。
個別では商船三井、三菱マ、三菱電、日立、トヨタ、三菱UFJ、吉野家HDなどが安い。一方、任天堂、三井不、良品計画は買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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