東証14時 膠着感強まる 米統計発表や連休控え様子見
1日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は膠着感を強めている。前日比110円程度安い2万2800円台前半で推移している。日本時間夜に10月の米雇用統計や米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数といった主要統計の発表を控え、結果を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける投資家は限られている。日本が3連休に入ることも様子見姿勢を強める一因となっている。日経平均の午後の値幅(高値と安値の差)は約40円にとどまっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6731億円と、前日の同時点(1兆7489億円)を下回っている。売買高は8億7197万株だった。
ファナックや京セラが軟調。三菱重や富士通も弱含んでいる。半面、パナソニックや大和が高い。菱地所や伊藤忠も堅調だ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕