東証14時 安値圏で推移 新型コロナ感染者、都内過去最多で
30日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏で推移している。前日比30円ほど安い2万2300円台後半で推移している。NHKなどは「東京都の関係者によると、30日、都内で新たに367人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された」と報じた。都内で1日に確認される人数としては23日の366人を超え、過去最多となった。感染拡大への警戒感から投資家心理が悪化し、売りが優勢だ。
もっとも、30日に発表されるアップル、アマゾン・ドット・コムなどの大型IT銘柄の決算内容を見極めたい投資家も多く、全体としては売買代金は低調だ。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4360億円と閑散、売買高は8億2310万株だった。
資生堂、JAL、JR東海は後場に一段安。半面、HOYA、日電産などは後場に一段高となるなど、選別的な物色が続いている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕