東証後場寄り 一段高、2万1300円台乗せ アジア株高で短期筋が買い
18日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段高となった。一時は前日比400円あまり上昇し、取引時間中として昨年12月18日以来2カ月ぶりに2万1300円台に乗せた。中国・上海株などアジアの主要株価指数が大きく上昇したのを受け、「商品投資顧問(CTA)やヘッジファンドなどの短期投資家が株価指数先物に買いを入れている」(国内証券のアナリスト)という。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約380億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2190億円、売買高は7億2301万株だった。
ファナックやテルモ、エーザイが高い。日立建機、国際石開帝石なども買われている。一方、太陽誘電や東ガス、双日は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕