東証後場寄り 高い水準で一進一退 空運業種が5%安
28日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は高い水準で一進一退となっている。前週末比160円程度高い2万3300円台半ばで推移している。配当再投資に絡んだ先物買い期待が支え。一方、米国が輸出規制を設けると伝わった中芯国際集成電路製造(SMIC)が香港市場で急落しており、米中摩擦懸念で日本株の上値も限られている。
東証業種別では、空運業の下落率が5%超と下げが目立っている。公募増資検討伝わったANAHDのほか、日本航空が下げている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約358億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2111億円、売買高は6億6986万株だった。
ソフトバンクグループ、トヨタ、ソニー、ZHD、ファストリが高い。半面、三井住友FG、東エレク、エムスリー、ホンダが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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