東証後場寄り プラス圏に再浮上、アップル関連が高い
13日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は再びプラス圏に浮上し、前日比30円程度高の2万3500円台後半で推移している。米アップルのイベント開催を前に、太陽誘電や村田製など関連銘柄が午後に上げ幅を拡大している。
一方、市場からは「追加経済対策も膠着状態で米国景気の不透明感が払拭されていないため、積極的に買いを入れられる投資家は少ない」との声が聞かれた。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇している。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約270億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆206億円、売買高は4億8283万株だった。
SUMCO、アドテストなど半導体関連株が買われている。ファナック、安川電、キヤノンなども高い。一方、エーザイ、スズキ、三菱自などが売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕