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東証後場寄り 上げ幅拡大 アジア株高で、CTAの買い戻し観測も

12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価が上げ幅を広げている。一時2万1500円台半ばまで水準を切り上げ、前日からの上昇幅は440円を超えた。米中の電話協議が明らかになり、貿易交渉の合意への期待から中国・上海などアジア各国・地域の株価指数が軒並み上昇したのが、投資家心理の改善につながった。

短期スタンスの海外投資家による株価指数先物の買い戻しが増え、相場を押し上げている。市場では「前週末に先物の売り持ちに傾いていた欧州系の商品投資顧問(CTA)などが買い戻しを活発にしている」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との声も聞かれた。

前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約400億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2172億円、売買高は6億5891万株だった。

ファナックのほか、TDKテルモが上げ幅を広げている。ソフトバンクグループ(SBG)やエーザイ中外薬も高い。一方、スズキキリンHDは安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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