東証後場寄り やや伸び悩み 決算発表のピーク控え
31日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや伸び悩み、前日比270円程度高い2万3200円台半ばで推移している。新規の買い材料が乏しいなか、ピークを迎える決算発表の内容を見極めたいとして投資家が慎重姿勢を強め、相場の重荷になっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約620億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3811億円、売買高は7億7224万株だった。
富士通や富士電機が上昇しているほか、トクヤマや信越化も高い。あおぞら銀や新生銀も買われている。半面、スクリンや日通、京セラなどが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕