東証後場寄り 一進一退 「投信による月初の買い」も支え
1日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万1521円)近辺で一進一退となっている。外国為替市場での円安・ドル高進行が一服し、株価指数先物などへの買いが一巡した。市場では「月初とあって積み立て型投資などに絡んだ投資信託による買いも相場の支えとなっている」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約97億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2712億円、売買高は7億5064万株だった。
日電産やキーエンスが上げ幅を広げている。武田やデンソー、三菱電も上昇している。一方、半面、資生堂やユニチャームは下げ幅を拡大。JALやアステラス、コマツが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕