東証前引け 続伸、高値上回る 米国株高支え、金融に買い
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。午前終値は前日比50円62銭(0.25%)高の2万0679円18銭だった。一時は2万721円まで上昇し、5日に付けた年初来高値2万628円を上回った。5日の米国株高や為替の円安・ドル高が相場の支えになった。米国の長期金利の上昇で銀行や保険といった金融株の上昇が目立った。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇した。午前の取引終了時点の東証1部の売買代金は概算で1兆561億円、売買高は7億2472万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は946で、全体の5割を下回った。値下がりは945、変わらずは133だった。
三菱UFJや三井住友FG、第一生命HDが高い。株式相場全体の上昇が日本取引所や野村への買いも誘った。ファストリ、任天堂も高い。OLCや住友鉱、三菱ケミHDが買われた。一方、関西電や東ガス、中部電など「電気・ガス業」に売りが出た。東エレクやイオン、日電産が安い。
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