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東証前引け 大幅反落、一時900円超安 感染者数急増の警戒強く、先物主導で売り

26日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、前日比743円34銭(3.80%)安の1万8803円29銭で前場を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け東京都が週末の外出自粛や平日昼間の自宅勤務を要請しており、先行きの消費動向を警戒した海外勢などの先物売りが主導する展開となった。

日経平均は25日までの3営業日で3000円近く上昇しており、反動が出やすい側面もあった。下げ幅は一時、前日比900円を超えた。

市場では「25日の東京都の会見でも外出の自粛要請にとどまったが、外出が禁止されている諸外国と比べ、日本は政府や国民の危機感が薄い印象。今後は日本でも感染者が急増する可能性がある」(大和証券の石黒英之シニアストラテジスト)との声が出ている。日本の経済対策について、26日付の日本経済新聞朝刊は所得水準などにより現金給付の対象を絞ると報じており、内容が不十分との指摘がある。投資家は買いを入れづらい状況にあるようだ。

一方で、東証株価指数(TOPIX)などが大幅安となったことで、後場には日銀の株価指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れを見込む声は多い。前引けにかけては下げ幅を縮小した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆3803億円、売買高は8億6572万株だった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。

東証1部の値下がり銘柄数は1586と、全体の約7割以上を占めた。値上がりは540銘柄、変わらずは42銘柄だった。業種別の東証株価指数はほぼ全面安となった。鉄鋼や海運、不動産などが大きく下落した。電力や食品の一角は上げた。

資源価格安などで大幅な減損損失を計上し、今期最終赤字に転じる見通しを発表した丸紅は一時15%安。格付け会社ムーディーズ・ジャパンによる格下げを受けて同社への格付け依頼を取り下げたソフトバンクグループ(SGB)も一時11%安。値がさ株のファストリも大幅安。日本製鉄住友不OLCも下落している。一方で、ユニチャーム日電産花王などは逆行高となっている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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