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東証前引け 416円高 ワクチン期待で景気敏感株に買い

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、前日比416円39銭(1.59%)高の2万6581円98銭で終えた。一時、2万6700円を上回り、取引時間中としてはおよそ29年半ぶりの高値を連日で更新した。米国の政権移行が円滑に進みそうだとの期待で前日の米株式相場が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも景気敏感株を中心に買いが優勢となった。

新型コロナウイルスのワクチンが早ければ12月中にも欧米で接種が始まる見通しとなったことから、経済活動の正常化への期待が高まっている。市場関係者からは「年初来、日本株を売り越してきた海外投資家が先物中心に買い戻しをしていて、国内機関投資家が追随して買いを入れている」(国内証券のストラテジスト)との見方が聞かれた。

日本時間午前の米株価指数先物が堅調に推移していることも相場を支え、一時上げ幅は500円を超えた。

ただ日経平均は11月に入り3000円超上昇していて25日移動平均からは7%超、上方に乖離(かいり)している。2万6500円前後の水準では高値警戒感も強く、買い一巡後は上昇が大きな銘柄を中心に利益確定の売りも出て上げ幅はやや縮小した。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは一時、1790ポイントを上回り、取引時間中としては2018年10月以来およそ2年1カ月ぶりの高水準となる場面もあった。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5333億円、売買高は7億6602万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1296と、全体の約6割を占めた。値下がりは786銘柄、変わらずは95銘柄だった。

一時4%超高となったファストリは1銘柄で80円近く指数を押し上げた。原油先物相場の上昇を受け、国際石開帝石出光興産、ENEOSなども高かった。郵船川崎汽商船三井など海運が買われた。一方、前日に決済サービスで障害が発生した楽天は下げた。ニチレイ味の素キッコマンは軟調だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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