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東証前引け 続落、米中摩擦を警戒 トランプ発言が下支え

14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比154円36銭(0.73%)安の2万1036円92銭で前場を終えた。米中の関税引き上げの応酬を嫌気して前日の米株式相場が急落。株価指数先物に売りが優勢となった。一方、取引時間中にトランプ米大統領が中国との貿易交渉に楽観的な見方を示したと伝わると、海外ヘッジファンドの一部が株価指数先物に買いを入れ、日経平均は下げ幅を縮小した。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。

米中の貿易を巡る対立激化懸念で、投資家のリスク回避姿勢が強まった。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が一時700ドルを超えて下げ、投資家心理が悪化。日本時間14日早朝には米国が対中関税「第4弾」の詳細案を公表したことも重荷となり、東京市場でも機械や電気機器など中国関連と位置づけられる銘柄や、海運や鉄鋼など景気敏感株の一部に売りが膨らんだ。日経平均の下げ幅は一時400円を超え、取引時間中では約1カ月半ぶりに2万1000円を下回った。

一方、日経平均は午前の取引終了にかけて下げ幅を縮小した。ロイター通信は14日、トランプ米大統領がホワイトハウスでの夕食会で、中国との貿易交渉の成否について「3~4週間後にはわかるだろう」と話したと報じた。交渉の先行きは「多大な成功になるだろうと感じている」とも述べたという。摩擦緩和に期待した短期スタンスの海外投資家などが株価指数先物に買いを入れた。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4959億円、売買高は9億3084万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1546と、全体の7割超を占めた。値上がりは537、変わらずは55だった。

ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなど値がさ株の一角が下げた。トヨタホンダSUBARUなど自動車株が軟調。ふくおかFG千葉銀が安い。一方、太陽誘電信越化が上げた。KDDIディーエヌエが高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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