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東証前引け、大幅続落 1万5000円下回る、円急伸で心理悪化

12日午前の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前引けは10日終値と比べて838円74銭(5.34%)安の1万4874円65銭だった。取引時間中に心理的な節目の1万5000円を下回るのは2014年10月21日以来、約1年4カ月ぶり。外国為替市場で円相場が一時1ドル=110円台まで急伸。世界的な金融市場の混乱と相まって投資家心理が悪化し、幅広い銘柄に売りが広がった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も大幅に下げた。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の10日の議会証言を受け、米利上げのペースが遅くなるとの見方が強まった。日米金利差が拡大しないとの連想が働き、円高が加速。日本企業の輸出採算が悪化するとして、東京市場で売りが広がる要因となった。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆9207億円、売買高は22億4330万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1880と、全体の97%を占めた。値上がりは45、変わらずは11銘柄だった。

輸出株のトヨタが下げ、時価総額は20兆円を下回った。富士重も下落。かんぽ生命は売り出し価格を初めて下回った。ソフトバンクも大幅安となった。一方、好決算を発表したすかいらーくが上昇。サッポロHD京セラが上げた。

東証2部指数は3日続落。ラオックス朝日インテクが下げ、日本KFC東急レクが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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