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東証前引け 反落、個人の心理冷え込む 決算にも慎重な見方

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比109円51銭(0.53%)安の2万0555円13銭で前場を終えた。新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数が大幅下落して個人投資家の心理が冷え込み、日経平均の下押しにつながった。株価指数先物の下げが主導して140円近く下落する場面もあった。朝方は中国景気に対する過度な警戒が後退したとの見方から買いが先行したが、続かなかった。

マザーズ市場に上場するサンバイオが試験結果不調の発表をきっかけに急落し、マザーズ先物には売買を一時中断するサーキットブレーカーが発動。新薬を共同開発する大日本住友にも投資余力の低下した個人などの売りが膨らみ、日経平均のマイナス寄与度でトップになった。大日本住友は9時半頃に制限値幅の下限(ストップ安)水準まで売られ、その後は売り気配が続いた。

村田製太陽誘電といった米アップル関連銘柄は前場中ごろまでは上昇が目立ったが、次第に伸び悩んだ。前日に業績下方修正を発表したアルプスアルは朝高後、下げに転じた。市場では「他の国内主要企業の決算発表はこれからで、悪材料が出尽くしたとして株価が上昇基調に転じるほど市場全体の雰囲気は強くない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)と決算に対する慎重な見方が依然強く、買いを見送る投資家が多かった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下げた。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8875億円、売買高は5億7178万株と低調だった。東証1部の値下がり銘柄数は1366と、全体の6割強を占めた。値上がりは667、変わらずは92銘柄だった。

ファストリソフトバンクグループ(SBG)、ダイキン日東電が下落した。ブレーキも大幅安となった。一方、花王東エレク信越化三菱商は上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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