東証10時 上値重い 円高一服が支え、商いは低調
9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値が重く、前週末比110円ほど高い2万1300円台前半で推移している。外国為替市場での円高・ドル安進行の一服感が日本株の支えとなっている。週内に欧州中央銀行(ECB)の理事会を控え、金融緩和に積極的な姿勢を示すとの期待が株高を誘っている面もあるようだ。ただ上値では戻り待ちの売りも出ている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で4232億円と前週末(6406億円)と比べて低調。売買高は2億4747万株だった。
ファミマとキッコマンが高い。リクルートとNTTデータが上げている。一方、日東電とアルプスアルが下げている。ディーエヌエとサイバーが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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