東証10時 大幅高、一時700円超す上昇
7日午前中ごろの東京株式市場で日経平均株価は大幅高となっており、一時は前日比743円高の2万2353円に上昇した。6日の米国株高をきっかけに投資家心理が改善し、日経平均が前日に急落した反動もあって買いが集まっている。
市場には「きょうの高値での動きが続いており、相場の強さを意識して損失覚悟の買い戻しが増えた」(国内証券の情報担当者)との見方があった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)が上げ幅を拡大した。10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2767億円、売買高は6億8059万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は2007とほぼ全面高で、値下がりは50、変わらずは8銘柄にとどまる。
業種別では石油石炭製品や医薬品、機械の上昇が目立つ。業績予想を上方修正したトヨタが高い。武田や第一三共が買われている。一方、JTは昨年来安値を更新した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕