東証10時 下げ幅やや縮小 ファーウェイ関連に買い
26日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや縮小している。前日比80円ほど安い2万1100円近辺で推移している。半導体大手のマイクロン・テクノロジーが25日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への出荷を法的に問題のない製品に限り、再開したと発表した。ファーウェイへの出荷規制への懸念がやや後退し、東エレクやアドテスト、太陽誘電が上げ幅を広げ、指数を下支えしている。米中貿易摩擦が和らぐとの思惑から、中国の売上比率が高いファナックや安川電も堅調に推移している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算は5020億円、売買高は2億8289万株だった。
指数寄与度の高いファストリが安いほか、KDDIやNTTドコモも売られている。東ガスや関西電は年初来安値を更新した。半面、高島屋が買われているほか、LIXILグは大幅に上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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