東証10時 小幅高、一時2万4000円接近 配当取り狙いの買い
3連休明け25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅高で推移している。一時は前週末比70円程度高い2万3900円台半ばと心理的な節目の2万4000円に接近した。前日の米ダウ工業株30種平均の下落を嫌気した売りが一巡し、押し目買いが優勢になった。外国為替市場で円相場が一時1ドル=113円ちょうど近辺まで下落したのも下支え要因だ。市場では「3、9月期決算銘柄の権利付き売買最終日にあたり、配当取り狙いの買いも入っている」(みずほ証券の三野博且シニアストラテジスト)との声があった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇している。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で9818億円、売買高は5億9414万株だった。
関西電やNTTドコモが高い。JALやSUBARUも上げ幅を拡大している。一方、安川電やスズキが大幅安。ファストリやテルモ、TDKも下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕