東証10時 高値圏で推移、節目前に利益確定売りも
13日前場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は高値圏での推移が続いている。前日比530円ほど高い2万3900円台半ばで推移している。貿易問題を巡る米中合意の報道や英下院総選挙での保守党優勢見通しを手掛かりにした買いが続く。市場では「目先の不透明要因が相次いでいったん薄れたことで、運用リスクをとりやすくなった」との声が聞かれる。一方、心理的な節目である2万4000円を前に利益確定売りも出ている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4807億円、売買高は8億2472万株だった。
安川電や住友重の上昇が目立つ。東エレクや富士電機、オムロンなども大幅に上昇している。一方、日立造などが軟調だ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕