東証10時 堅調 景気敏感株に買い続く メガバンク株は安い
12日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は堅調だ。前日比210円ほど高い2万1800円台前半で推移している。米中貿易摩擦の緩和による世界経済の減速懸念がやや和らぎ、電気機器や機械など景気敏感株が引き続き買われている。
一方、連日で上昇していた三菱UFJなどメガバンク株は軟調に推移している。前日までの急騰を受け相場の流れに逆らって売買する「逆張り」の個人投資家からの売りが膨らんでいる。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7726億円、売買高は4億7584万株だった。
東エレクやファナックが上昇している。アドテストとTDKも高い。ホンダは上げに転じた。一方、ディーエヌエや三越伊勢丹、楽天が下落している。第一生命HDは軟調。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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