東証10時 下げ幅やや拡大、米株価指数先物が軟調
2日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安値圏で小動き。前日比70円ほど安い2万6700円台前半で推移している。最近の上昇ピッチが急だったことや、心理的な節目の2万7000円を前にした高値警戒感が売りを促している。米株価指数先物が軟調に推移しているのも重荷だ。
市場では「相場の過熱感を意識し、個人投資家を中心に利益確定売りを出しているようだ」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との指摘があった。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7638億円、売買高は3億6059万株だった。
コナミHDやソニー、KDDIやソフトバンクが安い。ネクソンやリクルートも売られている。半面、クボタやコマツが買われているほか、JR東日本やJR西日本が高い。ホンダやキヤノンも上昇。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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