東証寄り付き 小幅高 IPO再開で個人心理改善
24日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落して始まり、その後上昇に転じた。前日に比べ80円ほど高い2万2600円台前半で推移している。外国為替市場の円高進行を受け、小口の売りが先行したが、下値には押し目買いが入っている。約2カ月半ぶりに再開した新規株式公開(IPO)は、マザーズ市場に上場した3銘柄がいずれも買い気配で始まった。個人の投資心理が改善し、相場の下支え要因になっている。市場では「新型コロナウイルスの感染拡大への警戒は残る」(国内証券ストラテジスト)との声もあった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小動き。
ファストリやエムスリー、オリンパスが高い。テルモ、ファミマも買われている。半面、ソフトバンクグループ(SBG)やアステラス、コナミHD、アドテストは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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