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13日の前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比300円程度高い2万2400円台後半で推移している。一時、2万2500円台を付ける場面があった。12日の米株高を受け、投資家心理が強気に傾いた。東京市場でも幅広い銘柄に買いが先行している。外国為替市場で円相場が対ドルで円安・ドル高方向に進んだことを受け、機械など輸出関連株に買いが先行した。
米中通商問題を巡り新たな悪材料が足元で出ておらず、米中摩擦の激化に対する懸念が一旦は和らいでいる。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数がほぼ3週ぶりに過去最高値を更新。東京市場でも東エレクなどの半導体関連株が上昇している。
12日取引終了後に2018年3~5月期連結決算を発表した安川電は上昇したものの、下げに転じる場面もあった。米中貿易摩擦の激化など、先行きの不透明感から19年2月期の通期予想を据え置いており、嫌気する売りも出たもよう。コマツなど、他の中国関連銘柄は上昇している。
ソフトバンクやファナックが高い。一方、コンコルディやユニファミマが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕