/

外為17時 円、5日続落し109円台前半 ドル需要強く

19日の東京外国為替市場で円相場は5日続落した。17時時点は1ドル=109円12~15銭と、前日の同時点に比べ1円71銭の円安・ドル高だった。一時109円56銭近辺と2月28日以来、ほぼ3週間ぶりの安値を付けた。金融資産の値動きが急変動し、投資家がリスク回避のために保有資産の現金化を進めている。現金としてのドル需要の高まりが円売り・ドル買いにつながった。国内輸入企業による円売り・ドル買いも重荷だった。

半面、円の安値圏では持ち高調整の円買い・ドル売りも入りやすかった。日経平均株価などアジア各国・地域の株式相場が軟調に推移したことや、米株式指数先物が日本時間19日の時間外取引で下落した場面では「低リスク通貨」とされる円に買いが入った。

9~17時の円の高値は108円20銭近辺で、値幅は1円36銭程度だった。

円は対ユーロで3日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=118円43~47銭と、前日17時時点に比べ61銭の円安・ユーロ高だった。対ドルでの円売りが対ユーロに波及した。もっとも、金融資金の現金化に伴うドル需要は強く、ユーロに対してもドルが買われたため下げ幅は限られた。

ユーロは対ドルで8日続落した。17時時点は1ユーロ=1.0850~52ドルと同0.0119ドルのユーロ安・ドル高だった。欧州中央銀行(ECB)が日本時間19日朝に、新たに7500億ユーロの資産買い入れ策を導入すると発表した。欧州経済の先行き懸念がやや和らいだことでユーロ買い・ドル売りが入ったが、続かなかった。欧州通貨では英ポンドも対ドルで18日に付けた35年ぶりのポンド安・ドル高水準近辺で推移した。

オーストラリア(豪)ドルは対米ドルで下落した。17時時点は1豪ドル=0.5665~69米ドルと同0.0303米ドルの豪ドル安・米ドル高だった。米ドル需要の強さを映した。豪準備銀行(中央銀行)は19日、政策金利を0.25%に引き下げたほか、非伝統的な金融政策の導入も決めた。もっとも、ロウ総裁がその後の講演で為替介入の可能性を示唆したこともあって、発表後は底堅く推移した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン