7/12 16:00更新 マーケット 記事ランキング

日経商品指数17種

(1970年平均=100)
7月10日 137.470 +0.160

[PR]

マーケット > 商品 > 商品概況 > 記事

商品概況

NY商品、原油が反発、ガソリン在庫の減少で 金も上昇

2020/5/29 5:09
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=戸部実華】28日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比0.90ドル(2.7%)高の1バレル33.71ドルで取引を終えた。週間の米ガソリン在庫が減り、需要が回復に向かっているとの見方から買いが優勢だった。ただ、米中対立への懸念は相場の重荷となった。

米エネルギー情報局(EIA)が28日に発表した週間の石油在庫統計でガソリン在庫の減少幅はダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想よりも大きかった。米経済活動が段階的に再開するなか、需要も持ち直すとの見方が広がった。WTIの現物受け渡し拠点である米オクラホマ州クッシングの原油在庫や米国の生産量が減ったのも買い材料となった。

一方、米国全体の原油在庫は減少を見込んだ市場予想に反して、輸入増が響いて大幅に増えた。ロシアが減産量を縮小するとの観測もくすぶっており、先行き不透明感は上値を抑えた。

中国は全国人民代表大会で28日、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択した。トランプ米大統領は中国に制裁を科す可能性を示唆している。米中関係が悪化すれば世界景気の重荷となり、原油需要の押し下げにつながるとの見方も相場の重荷となった。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比1.5ドル(0.1%)高の1トロイオンス1728.3ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルがユーロなど主要通貨に対して売られ、ドルの代替投資先とされる金先物の買いを誘った。米中対立への警戒感もリスク回避の際に買われやすい金先物の上昇につながった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム