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NY商品、原油が続伸 一時2カ月半ぶり高値 イランの供給減を見込む買い

【NQNニューヨーク=古江敦子】28日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比1.13ドル高の1バレル73.25ドルで終えた。一時は73.73ドルと期近物として約2カ月半ぶりの高値を付けた。中国がイラン産原油の輸入を大幅に減らしたと伝わり、イランの供給減を見込む買いが強まった。

中国石油化工(シノペック)の9月のイランからの原油輸入量が半減したと主要メディアが報じた。米国は各国に、11月以降イランからの原油輸入を停止または大幅に減らすよう求めている。中国は米国の圧力に屈したとみられ、先行きも輸入を減らす可能性が意識された。

ロイター通信によると、原油タンカーの事故に備えた保険をイランは確保しにくくなっている。欧米の保険大手がイランとの取引を避けているようだ。市場では「イランの供給減少ペースは速まっており、世界市場への影響は想定以上に大きくなりそうだ」(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)との指摘があった。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後、米国の原油掘削向け設備(リグ)稼働数が2週続けて減ったと公表した。米国の増産への警戒感が後退し、相場を支えた。

金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比8.8ドル高の1トロイオンス1196.2ドルで終えた。原油先物相場の上昇につれて買いが入った。未明の時間外取引で一時は1184.3ドルと中心限月として約1カ月半ぶりの安値をつけたため、短期的な戻りを見込む買いが入りやすかった。

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