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商品概況

NY商品、原油が続落 中東リスクへの過度な懸念が後退

2019/9/19 5:07
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【NQNニューヨーク=戸部実華】18日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比1.23ドル安の1バレル58.11ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が18日、イランへの制裁を軍事ではなく経済で対応する姿勢を示した。中東情勢の悪化で原油供給が細るとの警戒感が後退した。

トランプ大統領が18日、「ムニューシン財務長官にイラン制裁を大幅に強化するよう命じた」とツイッターに投稿した。前週末のサウジアラビアの石油施設への攻撃について、米政府はイランが関与したとの疑いを強めている。市場では軍事攻撃に踏み切るとの思惑もあったが、経済制裁で対応する姿勢を示したため地政学リスクへの過度な懸念が和らいだ。

サウジのエネルギー相は17日、攻撃を受けた石油施設について「原油生産量は9月末までに(攻撃前の)水準に戻る」と述べた。市場の想定よりも早く供給量が回復するとの見方も引き続き売り材料になった。

米エネルギー情報局(EIA)が18日に発表した石油在庫統計で、原油在庫が減少予想だった市場予想に反して前週から増えた。在庫増で需給が緩むとみた売りを誘った面もあった。

ニューヨーク金先物相場は3日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比2.4ドル高の1トロイオンス1515.8ドルで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)は18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めると見込んで、金利が付かない資産である金への資金流入が続くとみた買いが優勢だった。

ただ、通常取引終了後にFOMC結果が発表されると売り優勢になった。委員らが示した政策金利見通しでは、2019年と20年は追加利下げを見込んでいないことが明らかになった。金融緩和期待の後退が金先物売りを促した。

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