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商品概況

NY商品、原油が続伸 売り先行後に上げに転じる

2019/11/9 5:37
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【NQNニューヨーク=古江敦子】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が小幅に続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.09ドル高の1バレル57.24ドルで終えた。米中貿易協議の不透明感が強まり、午前は下げた。ただ、協議進展の期待は消えておらず、売り一巡後は買い優勢になり、午後に上げに転じた。

中国政府は7日に「米中が発動済みの追加関税を段階的に撤回する方針で一致した」と発表した。これに対し、トランプ米大統領が8日、「(関税撤廃では)何も合意してない」と記者団に述べた。トランプ氏の発言を受け、貿易協議が合意に向けて進んでいるとの観測がやや後退。米中摩擦が景気の悪材料になるとの見方から原油先物は売られた。

売り一巡後は次第に買いが優勢になった。トランプ氏は8日、「中国とは非常にうまくいっている」とも述べた。市場では「最終的に合意するとの期待は根強い」(トラディッション・エナジーのジーン・マクギリアン氏)との声があった。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズが8日午後、米国の原油掘削設備(リグ)の稼働数が3週続けて減り、2017年4月以来の低水準になったと発表したのも相場を支えた。原油の増産ペースが緩むと見込んだ買いを誘った。

金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前日比3.5ドル安の1トロイオンス1462.9ドルで終えた。外国為替市場でドルが主要通貨に対して上げ、ドルの代替投資先とされる金の売りを誘った。

午前にトランプ米大統領が対中関税の撤廃の合意を否定したため、リスク回避時に買われやすい金は上昇する場面があった。ただ、買いは長続きせず、次第に売りが優勢になった。

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