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商品概況

NY商品、原油が続落 米中貿易協議の難航を警戒

2019/10/9 5:02
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【NQNニューヨーク=戸部実華】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.12ドル安の1バレル52.63ドルで取引を終えた。週後半に予定される米中貿易協議の難航を予想させる材料が相次ぎ、世界景気の減速が続いて原油需要が細るとの懸念が強まった。

米商務省は7日、中国がウイグル族を弾圧していることを理由に、中国の計28団体・企業に事実上の禁輸措置を課すと発表した。今週ワシントンで開く米中貿易協議で、中国の交渉団が滞在期間の短縮を検討しているとも伝わった。米中が対立姿勢を変えず、貿易協議でも具体的な進展は見込めないとの見方が広がった。米株式相場が下落したのも同じリスク資産とされる原油先物への売りにつながった。

米エネルギー情報局(EIA)が8日公表した10月の「短期エネルギー見通し」で、2020年の世界の原油需要見通しを引き下げた一方、19年の米原油生産見通しを小幅に引き上げた。需給が緩むとの観測を招き、相場の重荷となった。

下値は堅かった。イラクで反政府デモが広がり、政治情勢の悪化で同国の原油輸出が減るとの見方が相場を支えた。

ニューヨーク金先物相場は小幅に3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比0.5ドル安の1トロイオンス1503.9ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルがユーロなどに対して買われた局面で、ドルの代替投資先とされる金先物は売りがやや優勢となった。

ただ、米中貿易協議の進展が見込みにくいとの見方から、リスク回避の際に買われやすい金先物に資金が流入し、下値は限られた。

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