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NY商品、原油が5カ月ぶり高値 リビア内戦で供給減の観測

国際・アジア
2019/4/9 5:02
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前週末比1.32ドル高の1バレル64.40ドルで取引を終えた。産油国リビアの内戦で原油供給が細るとの見方が買いにつながった。

取引時間中には一時1バレル64.44ドルと2018年11月初め以来の高値をつけた。

北アフリカの有力産油国、リビアで内戦再開が懸念されている。報道によると「元リビア軍の高級将校が率いる武装勢力が首都トリポリ近郊を空爆した」という。内戦で同国の原油供給が滞るとの見方が出た。

石油輸出国機構(OPEC)など主要産油国の減産や、米国によるイランやベネズエラに対する経済制裁も、引き続き相場を押し上げる材料となっている。

供給リスクの半面、需要は堅調が続くとの見方が先物買いを促した。中国政府は8日、追加の景気刺激策を実施する可能性を示唆した。政策効果で中国景気が拡大すれば原油需要の伸びを支えると受け止められた。

原油相場は伸び悩む場面もあった。ロイター通信は「(政府系ファンドの)ロシア直接投資基金の総裁が、6月に開くOPEC総会で供給拡大を決議すべきだと話した」と伝えた。ロシアの原油供給が増えるとの思惑が売りを促した。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比6.3ドル高の1トロイオンス1301.9ドルで取引を終えた。中国人民銀行(中央銀行)が7日、3月に外貨準備のうち金の保有量を増やしたと公表した。今年は中央銀行による金の購入が続くとの思惑が買いを後押しした。

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