2019年8月23日(金)

8/23 6:00更新 マーケット 記事ランキング

日経商品指数17種

(1970年平均=100)
8月23日 143.815 -0.407

[PR]

マーケット > 商品 > 商品概況 > 記事

商品概況

NY商品 原油が反落、景気懸念で一時3週ぶり安値

2019/3/9 5:10
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=森田理恵】8日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の4月物は前日比0.59ドル安の1バレル56.07ドルで取引を終えた。一時54.52ドルと、2月中旬以来およそ3週ぶりの安値を付けた。米中で景気減速を示唆する経済指標が相次ぎ、原油需要への影響が警戒された。

米労働省が8日朝に発表した2月の雇用統計で、景気動向を敏感に反映する非農業部門の雇用者数が前月比2万人増にとどまった。増加幅は前月(31万1000人増)から急減速し、市場予想(約18万人増)も大幅に下回った。中国では1~2月の貿易統計で輸出と輸入がともに前年割れとなり、世界景気の減速で原油需要が低迷するとの警戒感が先物の売りにつながった。

もっとも、売りの勢いは午前で一服した。中国景気の減速は「今のところ原油需要が実際に縮小するには至っていない」(コメルツバンク)との指摘があった。中国の1日当たりの原油輸入量は2月に前年同月比22%増え、過去3番目の高さに達したという。米雇用統計も過去数カ月をならした基調はなお底堅いとの見方があり、指標を手掛かりにした売りは続かなかった。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズの8日の発表によると、米国の石油生産に使う掘削設備(リグ)稼働数は3週続けて減った。8日時点で昨年5月以来の低水準となり、相場を支えた。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比13.2ドル高の1トロイオンス1299.3ドルで終えた。2月の米雇用統計を受け、外国為替市場でドルが主要通貨に対してやや下落。ドルの代替投資先とされる金先物に買いが入った。景気の先行き不透明感から市場でリスク回避ムードが広がり、実物の裏付けがあり安全資産とされる金先物の支えになった面もあった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。