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商品概況

NY商品、原油が4日続落 米が対中投資制限を検討との報道で 金は反落

2019/9/28 5:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は前日比0.50ドル安の1バレル55.91ドルで取引を終えた。米政権が中国への証券投資の制限を検討していると27日に伝わった。米中対立の新たな火種になり得るとの警戒感が相場の重荷となった。

トランプ政権が米投資家による中国への証券投資の制限や、米株式市場に上場する中国企業の米預託証券(ADR)の上場廃止などを検討していると伝わった。米中対立が激化すれば世界景気の重荷となり原油需要の伸びを抑えるとの観測につながった。米株式相場が下げ幅を広げ、同じリスク資産とされる原油先物の売りを誘った。

サウジアラビアがイエメンの首都など一部地域で限定的な停戦に合意したと伝わったのも売り材料だった。イエメンの親イラン武装勢力フーシが9月にサウジの石油施設を攻撃して緊張が高まっていたが、中東情勢の悪化で原油供給が細るとの観測が後退した。

朝方は米国とイランの首脳発言を受けて原油相場が変動した。イランのロウハニ大統領が「米国が交渉と引き換えに全ての制裁を解除すると提案した」と述べたと伝わった。対立が和らぐとの思惑から一時は54.75ドルまで下落した。その後、トランプ大統領が「イランは会談するために制裁解除を求めてきたが、私はもちろん『ノー!』と言った」とツイッターに投稿した。緊張緩和の期待が後退し、56.76ドルまで上げる場面があった。

ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比8.8ドル安の1トロイオンス1506.4ドルで取引を終えた。外国為替市場でドルが買われた局面で、ドルの代替投資先とされる金先物が売られた。一時は1493.3ドルと1週ぶりの安値を付けた。

ただ、米政権の対中投資制限に関する報道を受け、リスク回避の際に買われやすい金先物は下げ幅を縮めた。

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