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商品概況

NY商品、原油が反落 原油在庫が予想に反して増加、金は下落

2019/11/28 5:27
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【NQNニューヨーク=横内理恵】27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日ぶりに反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2020年1月物は前日比0.30ドル安の1バレル58.11ドルで取引を終えた。原油在庫が予想に反して増加し、需給の緩みを警戒した売りが出た。もっとも、世界経済の先行きや今後の原油需要に大きな影響を与える米中貿易交渉が進展するとの期待から相場の下値は堅かった。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計で原油在庫が市場予想に反して増加した。原油在庫は5週続けて増え、7月中旬以来の高水準となった。ガソリン在庫も予想を大幅に上回る伸びとなり、原油需要が全般に伸び悩んでいるとの観測につながった。

朝方には上昇する場面があった。前日までに報じられたトランプ米大統領などの発言を受けて米中貿易協議が「第1段階」の合意に近づいているとの見方が強まっている。米株式相場が堅調に推移し、投資家が運用リスクを取りやすくなったため、原油先物にも買いが向かった。

米国の原油生産が細るとの見方も相場を支えた。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが同日発表した米国の原油掘削設備(リグ)の稼働数が6週続けて減り、2017年3月以来の低水準となった。

ニューヨーク金先物相場は下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)でこの日から取引の中心となった2020年2月物は前日比6.6ドル安の1トロイオンス1460.8ドルで取引を終えた。米中貿易協議に対する楽観が広がり、実物資産の裏付けがあってリスク回避時に買われやすい金先物の重荷となった。外国為替市場でドルが対主要通貨で上げ、ドルの代替資産として逆の値動きになりやすい金が売られた面もあった。

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