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NY商品 原油3年5カ月ぶり高値 イランとベネズエラ情勢で思惑買い 金は反落

【NQNニューヨーク=森田理恵】7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は4日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の6月物は前週末比1.01ドル高の1バレル70.73ドルで取引を終えた。一時は70.84ドルと2014年11月下旬以来、3年5カ月ぶりの高値を付けた。米国がイラン制裁を再開するとの観測やベネズエラの経済混乱を背景に、原油生産が細るとの思惑が強まった。

ベネズエラは財政悪化による資金不足で産油量が落ち込んでいる。米調査会社S&Pグローバル・プラッツは4日、ベネズエラ政府関係者の話を引用し、年末までに日産量が現状から最大20万バレル減る可能性があると指摘した。

ベネズエラの産油量はすでに過去30年で最低水準まで減っている。7日には米石油大手コノコフィリップスが、ベネズエラ国営石油会社PDVSAが海外に保有する資産の差し押さえに動いていることも明らかになり、ベネズエラを巡る不透明感がさらに強まった。

市場では、米英仏など6カ国がイランと結んだ核合意が崩壊するとの見方がくすぶっている。米国によるイラン制裁が再開するとの観測が原油先物買いを促した。トランプ米大統領は7日午後、「イラン合意に関する私の決断を、あす(米東部時間8日)午後2時に発表する」とツイッターに投稿した。これを受け、7日午後の時間外取引では原油先物に持ち高調整の売りが広がる場面があった。

ガソリンは3日続伸。ヒーティングオイルは続伸した。

ニューヨーク金先物相場は3営業日ぶりに小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前週末比0.6ドル安の1トロイオンス1314.1ドルで終えた。外国為替市場でドル高が進むにつれ、ドルの代替投資先とされる金の先物には売りが優勢となった。

銀は4営業日ぶりに反落。プラチナは3日続伸した。

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