2019年3月20日(水)

NY商品 原油が続伸、米のイラン制裁近づき供給減の思惑 金も続伸

2018/10/27 5:05
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【NQNニューヨーク=森田理恵】26日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は3日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.26ドル高の1バレル67.59ドルで取引を終えた。11月から米国がイラン制裁を発動し、イラン産原油の供給が減るとの思惑が相場を支えた。

米オクラホマ州の石油貯蔵施設=ロイター

ロイター通信は26日、関係者の話として、米制裁にあわせ、イラクがイランとの原油取引を停止すると報じた。制裁発動が近づくなか、原油需給が引き締まるとの思惑が相場の追い風だった。

石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国の閣僚で構成する協調減産の監視委員会は25日に声明を公表し、最近の原油需給の動向を評価する一方、原油在庫の増加に警戒感を示した。サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は在庫削減に向け「介入が必要」との見解を示したと伝わった。「直近の相場下落に対する懸念の表れ」(コメルツバンク)と受け止められ、買いを誘った面もあったようだ。

石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した米国での石油掘削に使う設備(リグ)の稼働数は前週比で増えたが、相場の反応は限られた。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比3.4ドル高の1トロイオンス1235.8ドルで終えた。米株式相場が大幅に下げた場面で、実物資産の裏付けがあり安全資産とされる金先物に買いが入った。ただその後に米株が下げ渋ったため、金は伸び悩んで終えた。

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