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商品概況

NY商品、原油が反落、米感染再拡大で需給悪化観測 金は反発

2020/6/27 5:07
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【NQNニューヨーク=戸部実華】26日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前日比0.23ドル(0.6%)安の1バレル38.49ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、米経済の正常化が遅れ、原油需要の回復に時間がかかるとの見方から売りが優勢になった。

検査動向を調査する「COVID追跡プロジェクト」の集計によると、米国では25日の新規感染者数が連日で過去最多を更新した。テキサス州は26日、感染を抑制するため、飲食店の営業規制などを発表した。フロリダ州も同日、バーでの飲酒禁止の方針を示した。「ガソリン需要が大きい南部の州で経済正常化が遅れれば、原油先物相場の重荷になる」(TD証券のバート・メレク氏)との見方を誘った。

米エネルギー情報局(EIA)が今週発表した週間の石油在庫統計で原油在庫は3週連続で増えた。米国の生産は増えており、需給悪化への懸念が改めて意識された。26日の米株式相場が大幅に下落したのも、同じリスク資産とされる原油先物の売りにつながった。

ただ、下値は限られた。主要産油国の大規模な協調減産や、世界の原油需要の持ち直しへの期待から、下値では押し目買いも入った。

ニューヨーク金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比9.7ドル(0.5%)高の1トロイオンス1780.3ドルで取引を終えた。新型コロナの感染再拡大を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全資産とされる金先物は買われた。米金利が低下したのも、金利が付かない資産である金の投資妙味が増すとの見方を誘った。

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