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NY商品、原油が大幅反落、外出制限の広がりで需給懸念が強まる

【NQNニューヨーク=戸部実華】26日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の5月物は前日比1.89ドル(7.7%)安の1バレル22.60ドルで取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大で外出を制限する動きが世界的に広がっており、需要の減退観測が強まった。サウジアラビアなどの一段の増産観測が根強いことも売りにつながった。

新型コロナの世界の感染者数は26日、50万人を超えた。世界の20億人以上が外出制限の対象となっており、人や物の動きが一段と停滞するとの見方が強まった。市場では「従来想定していた以上に原油やガソリンなどの需要が落ち込む可能性が高い」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)との声が聞かれた。

米エネルギー情報局(EIA)が25日に発表した週間の石油在庫統計で米原油在庫は9週連続で増えた。サウジなど主要産油国の増産で、需給が一段と悪化するとの観測を強めた。

ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である4月物は前日比17.8ドル高の1トロイオンス1651.2ドルで取引を終えた。

米労働省が26日発表した新規失業保険申請件数は前の週から急増し、過去最大となった。新型コロナの感染拡大の影響が強まっており、米連邦準備理事会(FRB)が一段と緩和姿勢を強めるとの見方が、金利の付かない金先物への買いを誘った。外国為替市場ではドルが主要通貨に対して下落し、ドルの代替投資先とされる金先物の上昇につながった。

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