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NY商品、原油が大幅反発 米国の対メキシコ関税先送りの思惑で

2019/6/7 5:01
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【NQNニューヨーク=川内資子】6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は大幅に反発した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の7月物は前日比0.91ドル高の1バレル52.59ドルで取引を終えた。トランプ米大統領が貿易問題で対メキシコへの強硬姿勢を緩めるとの思惑が浮上した。貿易摩擦の激化で世界経済が減速し原油の需要が減るとの警戒感がやや薄れ、買いが優勢になった。

米ブルームバーグ通信が6日午後、「米国がメキシコからの輸入品に対する追加関税の発動を遅らせることを検討している」と報じた。追加関税が米企業のサプライチェーン(供給網)を混乱させ、米景気を押し下げるとの懸念がやや和らいだ。取引終了直前に報道が伝わると、原油には買いが膨らんだ。

日中は方向感が乏しかった。世界経済の減速懸念が根強いうえ、米国で原油在庫が増え需給が緩んでいるとの見方が強い。一方、7月物は前日に期近物としてほぼ5カ月ぶりの安値を付けており、短期的な相場の戻りを見込んだ買いも入った。

有力産油国のサウジアラビアとロシアが最近の原油安を受けた議論で、意見の不一致があると伝わった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟国の協調減産に関する議論の動向を見極めたいとして、積極的な取引を見送るムードもあったという。

ニューヨーク金先物相場は7日続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である8月物は前日比9.1ドル高の1トロイオンス1342.7ドルで終えた。米利下げ観測の高まりで金市場に資金が流入しやすくなるとの思惑による買いが続いた。6日は欧州中央銀行(ECB)の理事会での政策決定などを受けて、外国為替市場でドルが対ユーロなどで下落した。ドルの代替投資先とされる金の買いを促した面もあった。

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