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商品概況

NY商品、原油が続伸 原油在庫の減少で、金は大幅反落

2019/9/6 5:01
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【NQNニューヨーク=戸部実華】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は小幅に続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前日比0.04ドル高の1バレル56.30ドルで取引を終えた。週間の米原油在庫の減少や米中貿易協議の進展期待を受け、原油需給が引き締まるとの観測から買いが優勢になった。

米エネルギー情報局(EIA)が5日に発表した週間の石油在庫統計で原油在庫は市場予想以上に減少した。減少は3週連続。ガソリン、ヒーティングオイル・軽油の在庫も減少した。米国内の原油の生産量も減少し、需給改善への期待を誘った。

米中両国は5日、閣僚級の貿易協議を10月初めにワシントンで開くことで合意した。中国商務省によると9月中旬に事務レベルで協議し、閣僚協議に備えるという。米中摩擦が世界景気を冷やし、原油需要を鈍化させるとの懸念が後退した。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、米株式相場が大幅に上昇したのもリスク資産とされる原油先物の買いにつながった。

一時は前日比1.50ドル(2.7%)高の57.76ドルと8月1日以来の高値を付けたが、買い一巡後は急速に伸び悩んだ。前日に4%強と大幅に上昇しており、目先の利益を確定する売りを誘ったとの指摘があった。

ニューヨーク金先物相場は大幅に3営業日ぶりに反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比34.9ドル安の1トロイオンス1525.5ドルで取引を終えた。米中貿易協議の進展期待に加えて市場予想を上回る米経済指標を受けて投資家が運用リスクを取りやすくなり、リスク回避の際に買われやすい金先物に売りが膨らんだ。

5日発表された8月のADP全米雇用リポートや8月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上回った。米景気減速懸念の後退でドルが主要通貨に対して買われ、ドルの代替投資先とされる金先物の売りにつながった。米国債が売られて米長期金利が上昇したのも、金利の付かない金市場からの資金流出につながった。金先物は前日に中心限月としてほぼ6年4カ月ぶりの高値を付け、目先の利益を確定する売りを促した。

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