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NY商品、原油が反落 米中摩擦を警戒 金は6年3カ月ぶり高値

2019/8/6 5:08
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【NQNニューヨーク=戸部実華】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は前週末比0.97ドル安の1バレル54.69ドルで取引を終えた。米中貿易戦争の影響で世界景気が減速し、原油需要が細るとの見方が相場の重荷だった。

人民元が対ドルで約11年ぶりの安値を付け、米国の制裁関税に報復するため中国政府が通貨安を容認していると受け止められた。中国企業は米国産の農産物の購入を停止しているとも5日伝わった。米中対立の深まりは「想定以上に長く大きな経済的影響をもたらす」(ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)との見方が広がった。

投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株式相場が大幅安となった。株と同様にリスク資産とされる原油先物にも売りがかさんだ。

ただ、イランを巡る中東の地政学リスクは相場を下支えした。イランが7月末にイラクのタンカーを拿捕(だほ)していたことが4日明らかになった。中東情勢が悪化すれば原油供給にも影響が出るとの見方が原油先物買いにつながった。

ニューヨーク金先物相場は大幅に続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比19.0ドル高の1トロイオンス1476.5ドルで取引を終えた。一時1481.8ドルと中心限月として2013年5月以来ほぼ6年3カ月ぶりの高値を付けた。米中貿易摩擦の激化で投資家のリスク回避姿勢が強まり、世界の主要な株式相場が軒並み下落した。実物資産の裏付けがあり、相対的に安全な資産とされる金先物に買いが集まった。

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