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NY商品、原油続落 1バレル50ドル割れ、OPEC合意に失望 金は反発

【NQNニューヨーク=古江敦子】25日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が大幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.46ドル(4.8%)安の1バレル48.90ドルで終えた。石油輸出国機構(OPEC)が減産延長を決めたものの、需給改善に向けた取り組みが積極的ではなかったと失望した売りが広がった。

OPECは25日の総会で、6月末に期限を迎える協調減産を2018年3月まで9カ月延長することで合意した。だが、各国の財務負担を高めるほか、シェール企業にシェアを奪われる可能性があるため減産量の拡大には踏み込まなかった。

「延長は相場に織り込まれていたほか、減産量の拡大がなかったことが市場の失望を招いた」(クリッパーデータのマシュー・スミス氏)。現行の減産量では世界的な需給均衡につながりにくいとの見方は多く、先物は節目の50ドルを割り込むと損失覚悟の売りを巻き込み、下げ幅を拡大した。

OPECの減産延長が伝わる前の時間外取引では7月物が一時52ドルちょうどまで上げ、期近物として4月19日以来ほぼ1カ月ぶりの高値を付けていた。

ガソリンは3日続落し、ヒーティングオイルは続落した。

金先物相場は3日ぶりに反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である6月物は前日比3.3ドル高の1トロイオンス1256.4ドルで終えた。前日公表の5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、米金融政策の正常化は緩やかなペースにとどまるとの見方が広がった。緩和的な金融政策が長引き、金市場への資金流入が当面は続くとの安心感が買いを誘った。

銀とプラチナも3日ぶりに反発した。

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