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NY商品 原油が続落、ドル高重荷 金急落で10カ月半ぶり安値

2016/12/16 6:01
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【NQNニューヨーク=森田理恵】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は小幅に続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2017年1月物は前日比0.14ドル安の1バレル50.90ドルで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めのペースを速めるとの思惑から外国為替市場で主要通貨に対するドル高が続き、ドル建てで取引される原油の割高感が売りを誘った。

 市場の想定を上回る引き締めで米金利が上昇すると、新興国を中心に世界的な景気の下押し圧力となりかねない。将来の原油需要が低迷するとの警戒感も上値を抑えた。

 リビアで停止していた石油生産施設が再開すると伝わり、短期的な需給の緩みが意識された面もあった。リビアは石油輸出国機構(OPEC)加盟国だが、政情不安で原油生産が停滞してきたため、11月末のOPECの減産合意では例外とされた。

 原油相場は上げに転じる場面もあり、方向感は乏しかった。OPECや非OPEC加盟国の減産合意で、主要な産油国が先行きの生産量を減らすことへの期待が引き続き相場の支えになった。ロイター通信によると、クウェートやサウジアラビアなどの国営石油会社はアジアや欧米の顧客に対し、原油供給を減らす可能性があると通知を始めたという。

 ガソリンは反発。ヒーティングオイルは続落した。

 ニューヨーク金先物相場は大幅に反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である17年2月物は前日比33.9ドル安の1トロイオンス1129.8ドルで終えた。一時は1124.3ドルまで下げ幅を広げ、2月2日以来およそ10カ月半ぶりの安値を付けた。ドル高が金相場でも重荷になった。FRBによる断続的な利上げで金から資金が流出するとの思惑もあり、売りの勢いは強かった。

 目先は金相場が「底を入れる手掛かりに乏しい」(米マーケットアナリストのジム・ワイコフ氏)として、「金の弱気派がみる次の節目は1100ドル割れだろう」(同)との声が出ていた。

 銀は急反落し、中心限月として6月2日以来およそ6カ月半ぶりの安値に下げる場面があった。プラチナは4営業日ぶりに反落し、一時は中心限月として2月4日以来10カ月半ぶりの安値を付けた。

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