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NY商品、原油が反落 29ドル台前半と12年ぶり安値更新、金は反発

【NQNニューヨーク=古江敦子】15日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が3日ぶりに大幅反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の2月物は前日比1.78ドル安の1バレル29.42ドルで終えた。一時は29.13ドルと2003年11月上旬以来、期近物として約12年2カ月ぶりの安値を付けた。中国経済の減速懸念や米製造業指標の悪化を受け、売りが強まった。

中国・上海総合指数が急落した。同国景気の先行き不透明感が改めて広がり、将来は原油需要が一段と伸び悩むとの警戒感から売りが出た。

米国の原油需要についても想定ほど増えないとの見方が広がり、相場の重荷となった。ニューヨーク連銀が15日に発表した1月の製造業景況指数が大幅に悪化したほか、昨年12月の鉱工業生産指数が3カ月連続で低下した。米製造業の回復鈍化が長引けば、エネルギー需要が伸び悩むと受け止められた。

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが公表した週間の掘削設備(リグ)の統計で、米国で油田開発に使うリグ稼働数が4週続けて減った。米国での需給悪化への懸念がやや和らぎ、相場は底堅く推移する場面があった。

ガソリン、ヒーティングオイルは反落した。

金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である2月物は前日比17.1ドル高の1トロイオンス1090.7ドルで終えた。米株式相場が急落し、投資家心理が悪化した。リスク回避の局面で買われやすい金には買いを促した。外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドルの代替投資先とされる金に買いを誘った面もあった。

銀は反発。プラチナは続落した。

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