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NY商品、原油4日続伸 3カ月ぶり高値 減産と米雇用回復で 金は反落

【NQNニューヨーク=古江敦子】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が4日続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比2.14ドル(5.7%)高の1バレル39.55ドルで終えた。一時は39.68ドルと期近物として約3カ月ぶりの高値を付けた。米雇用統計が予想外に改善し、エネルギー需要が持ち直すと期待された。主要産油国の減産が続くとの観測も買いを誘った。

朝方発表の5月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比250.9万人増と市場予想(800万人程度の減少)に反して急回復し、米景気が早期に正常化すると期待された。景気回復に伴う原油需要の高まりが意識された。

減産観測も相場の先高観につながった。石油サービス会社ベーカー・ヒューズが5日午後に発表した米原油生産向け掘削設備(リグ)稼働数が12週連続で減り、11年ぶりの低水準となった。3月上旬に比べ7割減った。市場では「減産に伴い10~12月期の平均価格は45ドルに上昇しそうだ」(シティグループ)と先高観が強まった。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」が6日に臨時会合を開くと伝わった。4日の会合中止で懸念された協調減産体制の不透明感が和らいだ。6月を期限とする日量970万バレルの減産の延長について協議するとの観測が浮上し、相場を支えた。

金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である8月物は前日比44.4ドル(2.6%)安の1トロイオンス1683.0ドルで終えた。一時は1671.7ドルと中心限月として約1カ月半ぶりの安値を付けた。米株式相場が急伸し、リスク回避目的で買われてきた金から資金が流出した。

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