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商品概況

NY商品、原油が反落 米在庫増で需給に懸念 金は続伸

2019/11/15 5:19
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【NQNニューヨーク=戸部実華】14日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前日比0.35ドル安の1バレル56.77ドルで取引を終えた。米原油在庫が増え、需給の悪化懸念が相場の重荷となった。石油輸出国機構(OPEC)が来年の米原油生産の予想を引き下げたのは支えとなった。

米エネルギー情報局(EIA)が14日に発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫は市場予想以上に増えた。在庫増は3週連続。米国内の生産量も増えた。ガソリン在庫は市場予想に反して増えた。需給の緩みを警戒した売りが広がり、統計発表後に原油先物相場は下げに転じた。

在庫統計の発表前は買いが先行していた。OPECが14日に公表した11月の月報で来年のOPEC非加盟国の原油生産見通しを引き下げた。米国の見通しを下方修正したのが主因と説明し、WTI先物の買いを誘った。

ニューヨーク金先物相場は続伸した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比10.1ドル高の1トロイオンス1473.4ドルで取引を終えた。米中協議を巡る不透明感に加え、14日発表の中国の10月の工業生産高など主要経済統計が総じて低調だったのを受け、リスク回避時に買われやすい金先物に資金が流入した。

米長期金利が低下し、金利が付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いも相場を支えた。外国為替市場でドルが主要通貨に対して売られたのも、ドルの代替投資先とされる金先物の買いにつながった。

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